官公庁では、民間のノウハウの必要性が増してきている?
「民間企業から官公庁への転職」というのはあまり聞きなれないかもしれません。
一方、現在その必要性は増してきており、それに興味を持つ方々も徐々に増えているのではないでしょうか。実際、2019年にビズリーチで掲載された「空飛ぶクルマ」プロジェクトの週一官僚の公募には、延べ計1,338名の応募が集まりました。
また、あまり馴染みがない方も多いかもしれませんが、省庁のWebサイトにも定期的に中途採用の公募が掲載されています。
「どんな人が官公庁へ転職してるの?」と興味のある方は以前、民間から官公庁へ転職された方を取材した記事に『転職を決めた動機』も掲載していますので、ぜひ本記事に合わせてのぞいてみてください。
社会を変えるためにはベンチャーも大企業も霞が関も全部必要で、役割分担だと考えるようになりました。(中略)それなら、ベンチャーとかITといったことを理解した上で、土壌を創る、ルールを創ったり変えたりする側に回る方がより社会に貢献できて、価値を出せると考えたのが経産省に入省したきっかけですね。(中舘さんの取材記事より抜粋)
「官民両方を経験した自分だからこそできることがある。(中略)19年間、民間を経験したからその対比で分かることですが、霞が関にいる人は公の心をもって社会課題の解決に貢献したい、そのような思いを秘めている人が多い。」(古谷さんの取材記事より抜粋)
官公庁の中途採用のお役立ち情報をピックアップ
今回は、そんな「官民越境したキャリア形成」に興味がある方に「まずチェックすべき情報」を3つピックアップしてみましたので、ぜひチェック下さい。
官公庁の公式採用ページの一覧をチェックする
「まず、王道として各省庁の”公式”の採用情報をチェック」と行きたいところですが、意外とそれぞれ調べると行政機関のWebサイトは網羅的にあらゆる情報を掲載するため、膨大なページからちまちま探していると、思いのほか手間が掛かってしまいます。なので、各省庁の採用ページを一覧にしてくれている行政人事を取りまとめている人事院の『国家公務員試験採用情報NAVI』がとても便利です。
民間の転職サイトをチェックする
前述の「空飛ぶクルマ」の公募のように、実は民間の転職サイトにも官公庁の採用ページを掲載されることがあります。官公庁ではなく、地方自治体でも過去に四条畷市の副市長がエン・ジャパンに掲載されたこともあります。
民間の転職サイトは、”転職専門”のサイトだけあって、プロのライターが情報整理をしていたり、なかにはインタビューページが用意されているものもあったりと、公式の採用ページより分かりやすいことも多いです。
説明会・イベントをチェックする
説明会やイベントでは実際に官公庁で仕事をしている方のお話が聞けるので、公開されている情報を見て、ぐるぐる考えるよりは会ってみた方が早いと考える方向けです。
こちらも人事院の『国家公務員試験採用情報NAVI』のイベントカレンダーに一覧が掲載されていますので、こちらでチェック下さい。
また、下記のような若手の中途採用職員によるパネルディスカッションをメインコンテンツにしたフランクなものも開催されているので、気負わず「まず、話しだけ聞いてみよう」という方はこういったイベントに参加してみるのもおススメです。
まとめ
今回は、官公庁の中途採用に興味がある人がまずチェックすべき3つの情報についてピックアップをさせて頂きました。
また、当社では官民越境したキャリアの方を取材した記事を掲載(インタビュー記事一覧へ遷移します)しているので、ページ下部のいいねをしてPublinkの最新情報をFacebookでフォロー頂ければ幸いです。
その他、Publinkでは官民越境でキャリアを考えたい人向けにメンタリングをしていますのでご興味のある方はぜひお気軽にご相談下さい。
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